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人生は今の連続、「今」の捉え方、行動が変われば未来は変わる。 そんな「気づき」になれる雑記ブログを書いています。

いけそうならやってみよう理論

私たちは日々何かを選択しながら生きています。

何を食べるか、何を着るか、どちらを買うかなど毎日細かい行動をその時の状況に合わせて選択、意思決定をしてから行動しています。

人生の重要な選択もそのうちの一つ、人生はまさに選択の連続なのです。

そんな大袈裟なと言った感じですが、無意識も含め、私たちは意思決定し、行動していることは間違いありません。

そんな意識決定をキャリアという視点で考え、今時に表現したら「いけそうならやってみよう理論」になりました。

気になる方はぜひ読んでください。

キャリアコンサルティングの勉強をしている方ならご存知だと思いますが、キャリアにおける意思決定プロセスを重視する提唱者には、ジェラット、ヒルトン、ティードマンの3名が挙げられます。

今回はその中の一人、ジェラットさんの考え方に注目してみました。

ジェラットのキャリア理論

アメリカの心理学者ハリィ・ジェラットは意思決定についてフォーカスして、理論を説いている人で、前期は「連続的意思決定プロセス」を提唱し、後期は「積極的不確実性」について唱えています。

このジェラットさんは最初は意思決定は合理的に決めていくのがいいよね、と思っていたそうなのですが後半はそこを少し修正、(補完というべきか)しています。

予測システム、評価システム、決定システムなんて難しそうな言葉が出てきますが要約するとこんな感じです。

何かをしようとか、やろうとか思い立った時、勢いでやるとマズくない?

だってさ、自分が知っている「いいよねー」って思っている世界観、限定的だったり偏りがあったりするから、知らない事実も結構あったりするよ。

そのままやっちゃうはヤバいことになるかも。

だからさ、まずは主観に縛られないようにキャリアコンサルタントとかに相談して、情報提供してもらったりしながら十分な情報を得ることから始めるのが大事だよ。

その時さ、「こうしなさい」とか、「これがいいよ」押しつけてくる人は避けた方がいいよ。親身に、あくまでも自分で自由に選べるように情報をくれる人がいいよ。

色々情報提供してもらったら自分でもその情報の正しさとか、信頼度を確かめなよ。

その上で整理してから選択するといい感じじゃないかな。

ってな理論です。

まぁ、そうですよね。

でも確かに今でも結構誰にも相談せずに、自分で決めちゃう人いますよね。昔も今もあまり人の行動って変わらないんですね。

 

でも時代が進むにつれ、情報量が多くなってきました。ジェラットさんも同じように感じたんだと思う。

その後「積極的不確実性の考え方」を言いはじます。

「積極的不確実性」とは将来の不確実なことをありのまま受け入れて、前向きに捉え、新しい意思決定をしていくという考え方です。

不確実性という言葉の響きはネガティブなイメージが強いかもしれません。

しかし彼のいう不確実は偶然起きる出来事を指しているようです。

不確実な偶然起きる出来事はネガティブな偶然の出来事だけでなく、ポジティブな偶然の出来事も含んでいます。

付け加えて彼が言いたいのは、どうやらこんな感じ。

 

まぁさ、色々情報集めるのは大事って確かに言ったよ。

でもさ、世の中何が起きるかまではわかんないよね。

戦争だったり、コロナだったり、予測不可能なことも世の中にはあるのよ。

こればかりは避けられない。

だからさ、付け加えていうと、直感や感性もそれはそれで大事にしなきゃダメなんじゃないかってことを思うわけ。

それも踏まえて選択した方が後悔ないんじゃない?

もちろん、両方が大事ってことを言いたいんだよ。

ってな感じ。

 

ジェラットさんは情報分析や合理的な選択で全てを決めるのではなく、人生においては直感や、自分の夢、感性も大事にして決めることも大事と付け加えています。

 

自分の人生でこれはさすがに全部失うとリスクだけど、これくらいの損失、時間ロスなら取り返せるかなって範囲がある。

色々情報を集めて選択する段階で、そのリスク範囲であれば、自分の「したい」や「いけそう」を信じて進むことによって自分の人生の豊かな選択ができるということです。

 

今一度まとめると、

人生はどうなるかわかんない。

だったら自分の捉え方次第。

自分の知っていることしか嫌だとか、常に正しいことを選択したいと考えあぐねるより、自分の「したい」とか「夢」にまず心の耳を傾けて聞いてみよう。

それでそれについてしっかりキャリアコンサルタントや専門家に意見や情報もらってさ、それで決めればいい。

自分のリスクの許容範囲をしっかり理解して、やりたいことについて正しい情報を集めて、整理して、そして行動するなら失敗はしないよ。

仮に例え周りが失敗と評価しても、自分にとってはそれもまたいい人生の経験と捉えられるよ。

それが後悔のないいい人生の過ごし方じゃない?

いけそうならやってみようよ。

こんな感じです。

 

ジェラットさんの理論を今時に要約すると私の中で「いけそうならやってみよう」理論になりました。

これは個人的意見ですのでそこのところ含み置き下さい。

 

本日もお読み頂きありがとうございました。