就職活動中の学生の皆さん、お疲れ様です。
今回はキャリアコンサルタントのコーチャとして就活生に就活のタイパのいいスキルアップトレーニングを紹介する就活生応援ブログを投稿したいと思います。
ゲーム感覚でお友達とスキルを鍛えることができるスキルアップ術なので興味のある方は読み進めて頂ければと思います。
私コーチャですが、企業で15年間人事・新卒採用などをしております。また就活生学生支援も活動しており、こちらは年に数十名ではありますがESや履歴書の添削、模擬面接訓練、学生との談話、悩み相談などをしております。
年代によって学生の皆さんの考え方も就職への価値観もどんどん変化しております。
私も年々歳を重ねるので年齢差のギャップに負けないように皆さんに寄り添えるように頑張ってます。
今回は私コーチャが今まで多くの学生の皆さんと面談、面接、悩み相談をしてきた中で
共通して悩んでいること、そして企業が潜在的に求めている力だけど学生の皆さんがうまく発揮できていない力について的を絞りお伝えします。
ズバリそれは
『想像力』です。
はぁ?何それ、そんなこと??
と思われるかも知れませんが、学生の皆さんも企業側も結構これで悩んでます。
面接でうまく話せなかった。ESがうまく書けない、パスしない。
企業側もみんな画一的でなんか面白そうな学生がいない・・・なんて悩んでいるのです。
でも、素の皆さんはそんなことなくとてもパワフルで面白いですよね。
周りのお友達も楽しい子ばかり。
でもなぜかそんな面白い友達もいざ就活となるとその力を全然発揮できていません。
ほとんどの方が頭カチコチ状態です。
学校でプレゼンをする機会も増えて発表、ディベート慣れしている方もいるはずなのですが、多くの学生の皆さんが頭カチコチ状態なのです。
そりゃ、面接は緊張しますし仕方ないですよね。
それに面接する側が場を凍らせていることが多いので皆さんがそんな中で柔軟な思考で会話できるわけない。わかります。
でも、学生の皆さんも企業側も限られた時間の出会いで皆さんの素が伝わりきれないのはもったいない。
もし、面接で、ESで「心揺さぶる話」をできればどんなに素敵でしょう。
それに自然体の皆さんと企業の方がお話しできればミスマッチは少なくなるでしょう。
情熱や感情が乗っからない会話は説得力が生まれにくいです。
つまり定型解答はいくらうまく言えても話せた、会話できたとは違うのです。
また、これは「イエール大学集中講義 思考の穴」と言う本にも書かれていますが、何度も見ているとできると思ってしまう流暢性の魔力と言うバイアスがあります。
面接もESもこの罠にハマりやすい。友達の面接の話、ユーチューブの動画を見ていると自分にも簡単に「できる」と思ってしまう。
周辺知識が増えるほどに「自分もできる」と思ってしまうのです。
いざ、実際に自分がやってみると「全然話せなかった」でショックを受けてしまうでしょう。
また「覚えたこと噛まずに言えた」と的外れな満足になっても意味ありません。
ではそれを解消するためのスキルアップトレーニングを紹介です。
それは「想像力」ゲームを友達と繰り返す。
ここでポイントはちゃんとやることです。
一人で頭の中でするのではなく、友達同士で声に出してすること!!
これが大事です。
本当は模擬面接などがいいのですが、これを友達などとすると「型」にハマった解答練習になるので逆効果になりおすすめしません。
柔軟性を持って会話できることを鍛えるには大喜利のような即興解答練習を繰り返すことが大事です。
LINEやSNS慣れで会話下手な人が多いのも事実で、「話す」が意外とできないんです。
まずは質問へ対してのレスポンス性を高めるために
簡単なところではカードゲーム、まずは「はぁと言うゲーム」などから始めてみるのがいいかも知れません。
これなら遊び感覚で想像力スキルアップトレーニングができます。
そして一本グランプリなどで有名ですが写真で一言ゲームなんかもおすすめです。
もう一度言いますが、ここで大事なのが声に出すと言うことです。
これを頭の中で一人でやっていても「できる」気持ちになるかも知れませんが実際に口から外に言葉に出そうとなると難しくなります。
なので誰かと実際に声として発する事を大切にしてください。
皆さんの想像力を声に出した会話に応用できるようになることが大事です。
長い時間をかけて説明することの方が実は簡単で手短に回答するのは思っているより難しいです。なので声に出して想像力を鍛えるトレーニングを就活合間にチャレンジしてみてください。
今回は就活に役立つかも知れない情報として「想像力」を鍛えることをお伝えしました。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。
少しでも就活中の学生の皆さんのお役に立てば幸いです。