12月くらいから徐々に就職に関する会社紹介と称した説明会やオンライン会社体験会などが始まってますね。
いよいよ就職活動も本格化してくる季節です。
この時期になると本業とは別にキャリアコンサルタントとして模擬面接の依頼やガクチカやESの添削の依頼をちらほらお受けします。
大切な時期です。学生の皆さん緊張したり、悩んだり大変ですが応援しますので頑張ってくださいね。
さて一方、同じくこの時期くらいに内定を終えていよいよあと数ヶ月で入社となる4年生の大学生皆さんからも、「就職に際して入社準備としてしておくこと、取得しておくといい資格はありますか?」と言う質問も多く受けます。
基本的には教育訓練の制度が整っている会社も増えてきました。
基本的には「慌てなくても大丈夫」なんですが、しかし中小企業でその辺りが不安であったり、同じ同期入社の仲間に遅れを取りたくないと言う気持ちになる人がいることも理解できます。
そこで今回はそちらにフォーカスしてキャリアコンサルタントのコーチャがおすすめする「就職前に手軽にチャレンジできるおすすめ資格」について投稿したいなと思います。
この時期になると大学4年生や博士課程の方だと卒業論文や実験にも追われていると言う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また企業によっては事前課題なんかもあったりする会社もあります。
そんな中で少しでも先に入社準備して気持ちを高めたい、落ち着けたい方におすすめの資格は「ITパスポート」です。
すでに学生の間に取得されている方もいるかも知れませんね。
ITパスポート試験は情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定する日本の国家資格の一つです。
ITを利用活用する社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる資格として位置付けられています。
受験資格は特にありませんので文系でも理系でも誰でも受験可能です。
受験料は7,500円(税込)
試験会場は全国47都道府県の100ヶ所以上の会場です。
しかも実施時期はほぼ毎日行われています。
つまり手軽に勉強してサッと入社前準備として受験可能です。
ではなぜこの資格をおすすめするかと言うと
この資格はITと言う名前が付いてますが大きく3つの分野で構成された資格になります。
ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つです。
ストラテジ系は会社の経営に関する基礎知識、マネジメント系は会社の管理職の仕事などに関する基礎知識、テクノロジ系はコンピューターに関する基礎知識です。
すなわちITパスポート試験は会社の経営、組織、仕組み、それらに関するIT知識が身に付く資格です。
学生の皆さんにとって会社ってどんなところ?会社の仕組みが見えないそんな不安を和らげてくれますし、入社後のスタートダッシュに大きな力になります。
「君は会社の仕組みについてわかってるね!!」なんて褒めてもらえるかも知れません。
最近はITは企業にとって必須。この資格は理系でなくても大丈夫。
いずれ取得した方が絶対いい資格だと一押ししたいのです。
すでに入社してまだ未取得の社会人の皆さんにもサクッと取得できる国家資格なのでぜひチャレンジして欲しいです。
参考書とユーチューブ動画視聴で取得可能です。
あまり古い参考書だと少し新しいIT知識内容に漏れがあるかも知れませんが1年前くらいならそこまで差がないのでコスパを重視したいなら中古本でも大丈夫です。
よく売れている(私も買ってわかりやすかったのはこちら)
と言うことで
今回は入社前準備として取得しておきたいおすすめ資格「ITパスポート」についてでした。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。