3月は卒業のシーズン、そしてそれは新生活や新学期の準備の季節でもありますね。
新しくスマホを契約される方、新社会人として一人暮らしを始める方、それにともないクレジットカードを作る、サブスクと契約をするなど色々と機会が増えると思います。
そんな契約ですが締切に急かされたり、キャンペーンにつられてダークパターンにハマらないように注意が必要です。
ダークパターンってなに?
まずはあまり聞きなれない「ダークパターン」という言葉ですがダークパターンとは何でしょうか。
ダークパターンは、ウェブサイトやアプリなどのデザインやユーザーインターフェースに故意に組み込まれたトリックや手法のことです。
例えば、意図的に「同意する」ボタンを目立たない場所に配置したり、解約する場合のの方法を非常にわかりにくくしたりすることがあります。
他にも単体で購入したつもりが定期購入だったり、送料などが説明もなく(あっても分かりにくく)後から追加されていたりすること、
特によくあるパターンが契約はクリック数回で簡単にできるのに、サービスが合わなかったから解約しようとすると解約、退会の方法が分かりにくいといった場合などです。
サブスクリプション、クレジットカードなどは要注意です。
私はついついポイント欲しさや、キャンペーンの無料期間につられて契約し、後からそんなに使わないなと解約しようとしたらとても手続きが煩雑で途中でほったらかしにしたり、イライラした経験があります。
一番面倒なのはクレジットカードの解約、ポイントたくさんもらえると契約したもののそんなにたくさんクレジットカードは必要なく年会費もかかるし解約しようとするとこれが手間でストレスでした。
次にネットなどでお得だからと会員になり年会費を払うもの
入るのは即日、数クリックで入会できるけど、結局それほど使わなかった。
解約しようとしたらなんだかその方法が分かりにくく後回しにしているうちに
すっかり忘れていて、翌年しっかり年会費を徴収され得したつもりが損した経験です。
ダークパターンはしばしば利益追求や情報の収集などの目的で使用され、ユーザーに不利益をもたらす可能性があります。
残念ながら規制がまだ緩くこれ、変なサイトでなくても大手企業でも平気で使われています。
3月は卒業と共に新しい生活の準備の時期でもあります。
ダークパターンではないのかもしれませんが、
携帯の契約の時もオプションに入ると割引されるなどで1ヶ月は無料なので実質負担なしで入会を条件にするものなどもありますよね。
スマホの契約は結構しっかりと解約の違約金など細かに説明してくれますが、時間が長いので結構「はいはい」と流し聞きしがち。
解約の方法や期間中の違約金も確認しておかないと、安く契約したつもりが気がついたらダラダラと月額料金に追加されていたり、契約途中の解約の違約金が高くてびっくりなんてこともありますよね。
ダークパターンに気をつける方法
しかし、怖がっていてはサービスも受けられないですし、契約しなければいけないこともあると思います。
規制や法が整備されていくことを期待しますが、それまでは自分の身は自分で守らなければなりません。
ダークパターンにハマらないように次の点に注意したいですね。
煽り
「まもなく締切‼︎」や「3日間限定」などの煽りに気をつけてましょう。
確かに逃せないチャンスも中にはあるかも知れませんが、必要なものは早めにリストにして、そして冷静に他と比較するゆとりがあるといいですね。
私も過去に何度もこの煽りに乗っかり衝動買いしてしまったことがあります。
キャンペーン
キャンペーンの報酬の方に目を奪われすぎないように注意しましょう。辞める方法もしっかりと確認しておくことが予防策になるかと思います。
こちらも私は何度も目先のポイント欲しさに判断を誤った経験があります。
私たちもリテラシーを高めてダークパターンに振り回されないように生活したいですね。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。