つながる『今』をもっと楽しく⇨ 人生物事はすべからく流転するもの

人生は今の連続、今が未来へつながりそして過去を作り出していく。 今をもっと楽しんでもらいたい。 そんな思いで綴る雑記ブログ。

生成AIなどガラクタに過ぎん、AIの力は全てここに結晶しているのだ

『AIとは何か!? それはまさにラピュタだよ!!』

『それはまさにラピュタの中枢だ、生成AIなどガラクタに過ぎん、ラピュタの科学と同様にAIの力は全てここに結晶しているのだ』

AIとは何か?と問われたらムスカならこう答えるかもしれない。

先日ふとしたきっかけで成田悠輔氏のEBPMのプレゼンのYouTube動画を視聴(ブログ下にリンク)した。

それはセレンディピティーとも言うべきか、なぜその動画が私のYouTubeでサジェストされたのかも、そして私の脳がEBPMなど聞いたこともない用語に反応しプレゼンを視聴しようと思い立ったのか、それは偶然であり必然であったように思う。

EBPMにほんの少しだけ触れておきます。

EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)、政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすること

もう少し付け加えると行政サービスはなぜもっと便利にならないのか、もっと早く変化に対応していかないのか、どうすればいいかと言ったことについて語られていました。

私にとって衝撃的だったのはこの動画を見終わった後、デジタル化の意味するところ、AIが世界を一変させ、支配をもしうる力であることがストンと腹落ちしたことだ。

また腹落ちとほぼ同時にあの三角とメガネが個性的で印象深い成田悠輔氏が天空の城ラピュタに出てくる「ムスカ」に見え、『そうかAIとはまさにラピュタみたいだ』と頭の中でそういった思いに至ったのです。

今回はその私の中でシンクロしたAIとラピュタ、成田悠輔氏とムスカの個人の解釈と妄想を楽しんでもらいながらこれからのデジタル化について思いを巡らせてもらえたら嬉しいです。

 

すでにご承知だとは思いますがムスカについても少しだけ触れておきます。

ムスカは『天空の城ラピュタ』に登場する悪役です。

飛行石を探索する任務を背負った特務機関の所属で、階級は大佐。「ムスカ」または「ムスカ大佐」と呼ばれており、一見紳士的な人物である。

しかし、その本性は己の目的のためには何のためらいもなく平然と味方を裏切り、他人の命すらも平気で奪うなど極めて冷酷非情な性格。

このムスカは天空の城ラピュタを語る上で欠かせない人物でありまたある意味ファンも多いキャラクターです。

あの光の差す方向にラピュタがあるのだ!!

私たちの取り巻く世界はすでに恐ろしいほどのデジタル化が進んでいます。もう周知の事実であるがビックデータと呼ばれる様々な情報が分析され私たちの生活を便利にそして快適にしてくれています。

AmazonやZOZOなどは個人のニーズを分析し、アルゴニズムは適切に私たちの欲求を刺激する情報を与えてくる。

時に私たちはそのサジェストに誘われて物事を購入したりしています。

情報に触れれば触れるほど自分の趣味嗜好の情報は深まりを増す。

言い換えれば自分の思考の領域を固定化され支配されているとの見方もある。

少し話を戻すと国のサービスがなぜうまくいかないのかという点については国の情報は国税調査など断片的な情報でしかない現状や、政策決定のスキームが旧態依然で時間がかかりすぎで決定施行された時は時代錯誤になってしまう点にあるという。

国に提供する情報にはAmazonやZOZOのような報酬系のメリットが感じられない、そのようなシステムでは情報は集積されにくく、デジタル化が思うように進まないといったところに壁があるとのこと。

とにかくEBPMを成功させるにはまずはあらゆるデジタル化を推進せねばならない。

そこから始まるのだとか。その中、マイナンバー導入だとか、インボイス制度導入だとかデジタル化は遅ればせながら日本でも公に進みつつある。

話は少し逸れるが「便利な未来のために情報収集が必要なんだよ!!」って率直に言ってもらえる方がよっぽどわかりやすいがマイナンバーもインボイスも今現時点でそれ単体が提供できるサービスに焦点を当て過ぎて将来ビジョンがわかりにくいなと思う。

なので逆に個人情報が奪われるとの抵抗感のある方もそれなりのボリュームで存在してしまうのではないか。

IT系の友人が30年ほど大昔に言っていたのが、スマホやインターネットを利用する限り個人情報などすでにダダ漏れだと諦めた方がいい、ただわざわざ一個人について調べることがそうないだけと言っていた。当時それなりのショックだった記憶があるが、今これだけ色んな事が電子化された現代になると、もはやそうであろうとしか思えない。

そして個人的には今はそれならば利便性に乗っかる方がいいと考えています。

また中国蘇州に3年ほど単身赴任されていた知り合いに言わせれば日本は不便、中国ではスマホがあれば財布も鍵もいらなかったのに日本では色々とまだまだデジタル化されていないとボヤいてました。

そんなわけで賛否あろうとデジタル化は止まる事なくむしろ拡大し、データは確実様々な角度から蓄積されていく。

AIを活用したアウトプット側も半導体ブームがそれを示すように増えてきており、近年ではチャットGTPや生成AI画像とレベルも速度も日々高まっている。

データが作り出した見たことのない叡智に私たちは魅了される。

まさにAIが作り上げている世界は「天空の城ラピュタ」のようにも思える。

プロンプトを打ち込めば生成AIは私たち想像を超える回答を瞬時に提供する。そのスピードと精度の高さに息を呑む。

また欲すれば瞬く間に理想の女性像を画像として生成し心を虜にする。

これら生成AIが作り出す世界にしばらくは驚き続けるだろう。

しかし、生成AIはラピュタで言えば上の城、ガラクタに過ぎない。所詮生成AIすらさらなる情報を収集する目眩しだ。生成AIを利用したシステムが広がりそれを使うことによってさらに自分達の行動パターン、趣味思考がデータとして中枢に与えていく。

AIは人間の行動、思考、生態状態などあらゆる事象がデータ化し分析する。

アルゴリズムを加えれば錬金術にも時に雷にもなりうる。

その力は強大であり、全ての利益をもたらし、人間の感覚や行動の全てをも分析しうる。もはや私たちはAIを支配する側でなくAIに支配される側へ変わっていく。

利益や利権獲得のため大企業も国も狙っているのはこの中枢だろう。

「AIこそ人類の夢」なのか!?

 

もしAIの進化が進み、ついに人間が制御できない、人間の脳が支配されてしまうような世界になると私たちはその時に自ら考えることから離れて暮らしていることに後悔するのかもしれない。

AIにとってはどれもがデジタル化された情報の一部だとすると、私のこの戯言のような妄想を書き綴ったブログの文章もまたAIにとってはデータにもなりうるかもしれない。

このような雑多な人間の妄想がデータとしてAIに与えら続け、AIが成否を区別しきれず例えば「バルス」を本当に終焉のプログラムのキーワードとして自らプログラム生成し崩壊したら面白いですね。

 

ということで今回は思いついた想像を投稿してみました。

成田悠輔氏のYouTubeは1回しか視聴していない中での自己解釈と理解で書いた文章です。EBPM等の理解違いがあるかもしれません。EBPMに興味がある方はご本人youtubeを視聴の上エビデンスをご確認ください。

 

本日もお読みいただきましてありがとうございました。

 

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