ここ数年、観葉植物が趣味になりつつあります。
最初はシンプルな部屋作りに観葉植物があると素敵だなと思って購入し始めたのですが、あれよあれよと今では部屋に15種類の観葉植物が所狭しと並び、緑あふれる空間となっております。
もう部屋がだいぶグリーンだらけになりつつあるのですが、それでも定期的に新作を求めて近くの観葉植物の専門店を訪れるのが楽しみです。
そこまではまっているのは多種多様な葉や樹形に癒されますし、殺風景な部屋に緑があるだけで日々の日常に心地よい空間を演出してくれるから。
また生命力を感じ、この自然の存在感は部屋に新鮮なエネルギーをもたらし、心身をリフレッシュさせてくれるようにも感じます。
どれだけ文化が発展しても私たちには自然と共存したいと思うDNAが内在しているのかもしれません。
観葉植物、確かに「いいな」と感じながらも水やりや植え替えが面倒だし、マンションや賃貸アパートでは土を買って植え替える場所もないとあきらめてしまっている人もいらっしゃるかもしれません。
確かに観葉植物は育てるのに少しのコツと水やり等の手間はあります。
でも育ててみてわかったのですが実はそれほど手間ではありません。
想像以上に簡単です。
と、そうは書きつつ、私も最初いくつかの植物を実際に枯らしてしまいました。
良かれと思って水のやりすぎによる根腐れが最も多い失敗です。
水切れで枯らすより水のやりすぎで枯らすは本当です。
今は水は夏で1週間に1回、冬は2週間に1回あげるくらいです。
よくこのアドバイスは観葉植物の育て方にいろんなところで書かれていますが、これ本当にそうなんだと実感してます。
なので水やりはマメでなくても大丈夫。
次に気になるのが植え替えではないでしょうか。
買ったままのポットやプラスチック容器のままじゃ格好悪いし、そもそも植え替えてあげなきゃ枯れてしまうのではないか、それに植え替えする場所もないし、土を買っても余ってしまうなど抵抗感だらけだったりするかと思います。
これは賛否両論あると思いますが、私の経験から申し上げると初心者のうちは植え替えはしない方が逆にいいと思います。
私が観葉植物を買い育てることに失敗し、枯らしてしまったり、葉が落ちてしまったりした理由が植え替えをしたことによるものだからです。
逆に買ったままの黒いポットのまま育てている観葉植物やお店で買ったままのお洒落な鉢のまま植え替えせずに育てている観葉植物の方が今も元気に育っています。
先日この経験からくる持論について、お店の人に話す機会がありました。
「それはダメ、すぐに植え替えないといけないです」と即怒られるかと思いましたが、意外な言葉が返ってきました。
「確かに初心者の方の方がすぐに植え替えたがったり、世話したくなって水のやりすぎ、肥料のやりすぎ、植え替えて弱らせるといった原因で枯らしてしまいがちなんですよ、なのでしばらくはそのままで全然いいです。むしろ土のバランスなども最高の状態で植えておりますので大丈夫ですよ」
との回答でした。
「植え替えないと湿気がこもったり、根が回ってきたりして根腐れして良くないんじゃないんですか?」
と聞いてもみました。そもそも自分で植え替えなくてもいいですよねと言い出しておきながら矛盾した質問で恥ずかしい。
「確かにそうですね。植え替えはしてあげるといいですが、霧吹きで葉水は上げてほしいですが、水をやりすぎないことは大事ですね。あと、そんなに急には大きくならない植物が多いので、もし心配ならまた持って来てくれればこちらでみて、植え替えも承ってますよ」となんとも頼もしい回答でした。
なので経験とお店の人の回答から初心者は買った観葉植物は植え替えないほうがうまく育てられれます。
そうなるとでもお洒落ではない問題が気になりますよね。
観葉植物を買っても黒いポットや白いプラスチックの鉢のままじゃ部屋に飾ってもお洒落でないですから。
お洒落な鉢に植わっていることで部屋に置いた時の素敵さも格段に違いますしね。
鉢に植えられることでさらにさらに観葉植物の魅力は引き立ちます。
自分の部屋のトーンにあった様々な形や大きさの鉢を選ぶことで、個性的な空間デザインを演出できます。
お気に入りの陶器の鉢や洗練されたガラスの鉢など、自分の好みに合わせて選ぶことで、観葉植物が空間に調和し、美しいアクセントとなります。
でも、希望の鉢と欲しい観葉植物がベストマッチで販売されていることが結構ない!!
こっちの鉢とあっちの植物・・・この組み合わせがいいのにって経験ありませんか?
私は結構あります。
それで欲しい鉢を別に買って、植え替えて失敗したのです。
どうする??
答えはとてもシンプルでした。
大きめのサイズの鉢を選ぶ。
これもまたお店の人の話ですがお洒落な鉢はどちらというと植物にとってベストな形とは限らないものが多いのだとか。
さらに水抜き穴がない器も多く、また陶器でなく塗装されていたりして空気を通さないなど見た目はお洒落でも植物にとってはいいとは言えない器も多いそうです。
なので大きめのお洒落な鉢を買ってそのまま鉢ごと入れて、ココヤシファイバーやマルチングストーンで隠してあげる方がいいのだとか。
ということで、初心者は観葉植物は植え替えせずに、大きめの自分好みの大きめの鉢を買ってそこに入れてあげるだけでいいんです。
観葉植物のある暮らしのハードルがぐっと下がりましたね。
観葉植物のある暮らしに憧れるけど育てることに自信がなくて迷っている方、そんなに難しくなく楽しめますのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
きっと緑の癒しにハマります。
そして不思議といくつかの観葉植物を育てているとコツが掴めてくるものです。
ちなみに土って自治体によって区分が違ったりしますが、多くの自治体で生ゴミで捨てられることが多いです。
今回は観葉植物のある暮らしについて少し記事にしてみました。
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本日もお読み頂きありがとうございました。