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オンライン面接で気をつけるべきポイントとは?

就活中の学生のみなさん今日もお疲れ様です。

さて、今回はオンライン面接で気をつけてほしい事についてお伝えしたいと思います。オンライン面接をしていて面接者側としてとても残念だなと思う事があります。

オンライン面接ならではなのですが、結構多くの学生の皆さんにその傾向が見られるのでぜひ何かの「気づき」「お役立ち」になればと思います。

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オンライン面接で気をつけてほしい注意点

オンライン面接をしていると多くの割合で見かける光景があります。

オンラインは学生の皆さんにも負荷をかけないのでいいシステムになったな思う反面、とても残念に感じる光景です。

知らず知らずなのか、ついつい不安からなのか、しかし私達は少なくとも皆さんより面接を仕事にしていますので見えているのです。

 

ではどんな点に気をつけてほしいのか。

1)カンペを用意してはいけない

面接をしていて残念だなと感じるのは「あーカメラに見えないところにカンペがあるんだなぁ」と感じる事です。

結構多くの学生の皆さんがプレゼン発表と同じ感覚でもしかしたら何気なくやっているかもしれませんね。

不安になる気持ちや、伝えたい事を忘れてしまうなどの気持ちで用意したくなる気持ちは分かりますが、面接の主旨を履き違えてはいませんか。

私たち面接側は学生の皆さんがすらすらと流暢に会話できるスキルを見たいわけではありません。

会話の中で皆さんの光原石を見つけ出すのが私たちの役割なのです。

しかし、面接がまるでニュースを聞くように丁寧に作りあげられた文章を読み上げられても正直困るのです。

私たちは少なくとも皆さんより多くの面接を経験しています。

すぐにわかってしまいます。

とても残念な時間になってしまうと悲しくなります。

付箋程度で話す事の「キーワード」としていくつかのワードを貼り付けておく事はいいアイデアかもしれませんが、文章を近くにおいていてはどうしてもそれに頼ってしまいますよね。

できればしっかりと自分の中で整理して、不安な点や言い淀む事は私たちも承知しています。

しっかり向き合ってくれているのかな?

本当に興味を持っているのかな?

を知りたいのです。

それがカンペを読んでしまうと逆効果です。

一番残念なパターン(結構よく見かけます)はこちらの質問とズレて、もしくは無理くりつなげてかんぺもしくは暗記文章を読み上げる事です。

志望動機くらいならアイスブレイクの意味合いもあり「そうなんですね」とこちらも聞いていますが、面接の中盤や始終そのような場合は「あー」と感じているのです。

もしかすると「私たちをなめないでほしい」とまで思われているかもしれませんよ。

うまくやったと思っている事は大抵こちらからは小手先ですし、付け焼き刃だとすぐ分かります。

また、もう一つ流れで書かせて頂ければ、学生の皆さんがよく言うコミュニケーション力はプレゼン能力とは違うのです。

コミュ力があるという学生ほどビジネスにおけるコミュ力がないのが実態です。

でもこれは少し仕方ないなぁと思う点もあります。皆さんがビジネスで必要とされる思考について考える機会は普通に過ごしていては少ない。

それが何かを知らないままその素養を求められているのですから。

 

ヒントぐらいにしかなりませんが、「ビジネスにおいて求められる思考」を少しだけお伝えします。

 

2)ビジネスにおけるコミュニケーション力って何?

学生の皆さんは人と話すのが得意、アルバイトや学校でリーダーシップをとってきたのでイコールコミュニケーション力があります。

そう長所としてピックアップされている方が多いと思います。

その性格や経験はとてもいい事ですが、ここでビジネス、いわば社会人として求められるコミュニケーション力や思考とはどう言ったものかを少しだけ触れておきます。

これは社会人になってもそれを理解しておらずに出世できずにいる方も多いので、雑学程度にでもぜひ知っておいてもらうといいかなと思います。

会社って通常ビジネスをしていますよね。

そのビジネスとは組織(集団)で経営理念や利益の実現のためにみんなでそれに向かって行動する事です。

なのでビジネスにおいて求められるコミュ力や思考とは、「為すべき行動」を導き出す巻き込み力や思考力なのです。

代表的な思考としては「問題解決」「戦略立案」でそれを論理的に考える事、伝えることができるかが大事です。

そうしないと集団(会社内の集団、顧客という集団)へ「働きかけ」ができない。

つまり面接では短い時間の中でそう言った事の欠片の経験を知りたいと思っています。

そしてそれの欠片を会話の中で見つけたらもっと掘り下げていきたいのです。

だからカンペではダメなのです。

そしてそう言った事が盛り込まれないPRではせっかくの経験も発掘されないままタイムアウトになってしまうのです。

「〇〇のアルバイトでリーダーとして売り上げ貢献しました」では魅力ある欠片にならないのです。

すごくピンポイントでもいいので「具体的」な出来事や経験を少し話してください。

そうすればそこを起点に話が堀下がる。

内定を獲得している多くの方は面接は「なんか世間話をしただけ」だったりするのです。

もちろんそれはきちんと的を得ているので多くの学生の皆さんが想像する「仲間内の話」とは似て非なるものですが。

 

今回はオンライン面接で気をつけてほしい事からビジネスに求められる思考について少し触れました。

何か就活をされている学生の皆さんのヒントになればいいなと思います。

 

 

本日はお読み頂いてありがとうございました。