はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」
のお題投稿2回目と言うことで、今回は私が10年間宝くじを買い続けて、変わったこと・変わらなかったことについて書きたいと思います。
当たらないと言われていてどうして宝くじを買うのか??
まず、根本的な考え方として、宝くじを買う人はバカだとか言う記事をよく見ます。
売り上げの半分しか配当されないとか確率的に東京ドーム○○分の満席の中の1人だとか、交通事故に会う確率の方がよっぽど高いとか・・・
そんな多くの記事を見聞きしておきながらもどうして私は宝くじを買い続けてきたのか。
小さな頃からクジが大好きでした。田舎育ちだったので駄菓子屋が小さな頃は残っており、おばあちゃんと一緒に散歩ついでによく連れて行ってもらいました。
100円で当たりつきのガムやちょっとしたおもちゃが当たるクジなどよくした覚えがあります。
とてもとても楽しい思い出です。
あと、子供の頃必ずと言っていいほど年越しで年末ジャンボ宝くじを親戚一同集まってワイワイと見るイベントがありました。
子供ながらにみんなで盛り上がれる楽しい時間で好きでした。
そう、ずっとクジに囲まれて育ちました。
また、大きくなってからも中途半端にそれなりの金額を当選したからだと思っています。過去に家族が100万円、そして私自身が何度か5万円近い金額を当選した経験があり、なんだかんだ言っても当たるを経験してしまっていた。
そんな良い記憶が残っていることが私が宝くじを買い続けてしまう根底にあると思います。
ビンゴ5で実証実験をしてわかったこと
そんな私は年末ジャンボやロト6などを機会があるごとに買っていました。
いつかはびっくりするような金額が当選して億万長者になる。なんてことを夢に見て結局何も変わらずに現在に至ります。
また、「宝くじを買っているよ」みたいな会話になった時、やはりムダ、投資信託にそのお金を回した方がよっぽどいい、などと言われます。
そう、当たらない。
現実はあれど、どこかで買わなきゃ当たらない、そう言う気持ちも消えません。
それでちょうど新しいクジ、ビンゴ5が発売された時、高額当選が当たるまで同じ数字をずっと欠かさず買い続けようと思いつきました。
この時の動機はこのクジにしぼって、これで高額当選したら終わりにしようですから自分でも笑えます。
そして4口(800円)を先週まで毎週ずっと買い続けました。
235回3回だけ買い損ねましたがずっと欠かさず同じ数字を4通り、買い続けました。
結論、小額はかなりの頻度で当たりますが、高額当選は一度もありません。
ある時友人とその話をして今まで支払った金額を計算して見ました。
800円×200回(ちょうど200回近い時だったので)=16万円です。
多少の当選があったとして15万円の損失。
こうして埋没コストとはいえ数字を見せられるとほんとなんともバカらしいなと思います。これを投資に回していたらなぁなんて後悔しても意味がありませんが、高い勉強代を続けてきました。
宝くじをやめることにしました
と言うことで宝くじを買うことが急にバカらしく思えてきました。
そんなこともっと早く気付けよ!!ってことなんですけどね。
で、やっと気づいたのかよって話なんですけど、でも楽しみのルーティーンであったのは確かなんです。
どこかで当たってないとわかっていても、好きなんですねそう言う無駄が。
バカだバカだと言われても老後の資金より今当たり外れが見たい気持ちが先行します。
そう言う意味では小額を投資信託へ回して将来に備えるより、今の当たり外れでワクワクしたい。だから友人のその分を投資信託へ回したらがしっくりこない。
で、そんなやり取りの中では必ず、確率論の話になりますよね。
何度も聞かされているのですが、パチンコや競馬の方がよっぽど還元率が高いと言われ続けてきました。
しかし、パチンコも競馬もなんかギャンブルそのもののイメージです。
宝くじもギャンブルなので一緒なんですが私の買ってな偏見でそんなイメージ。
しかし、ふと競馬はオンラインで購入できることを知りました。
それにCMのイメージが宝くじに近い。どっかでクリーンなイメージに思えてきていた。
宝くじをやめてもギャンブルはやめない
と言うことで宝くじはやめて、その金額を競馬にしようと思いついたのです。
これなら自分の欲求との折り合いがつきます。
やはり、当たり外れのゲームが好きな私はそれが一つの日々の楽しみなんです。
何もかもギャンブルがやめられれば一般的にはいいのでしょうが、過去の育った環境から根底にあるクジ好きはそう簡単にリセットできそうもありません。
しかし、あれもこれもはさすがにバカなので、まずは競馬に転身してみようと思った今日この頃でした。
10年経って宝くじはやめようと思ったのですが結局根本は変わらない私です。
バカでも自分の人生を楽しみながら今を行きたいと思うのでした。
お読み頂きありがとうございました。