最近メディアでは今までに増して、資産形成についての特集が多いような気がします。
それに資産形成についてのマネーリテラシーは学校でもカリキュラムに組み込まれ学び始めているなどこれからますます株式投資がもっともっと身近になってきますね。
インフレが進めばもちろん今のお金の価値は下がる、為替が円安に進む、バフェット氏も日本の株は割安だと注目しているというニュースを見る、新NISAもいよいよ2024年には始まりまるなど、それとボーナス時期でもありますので改めて投資のスタンスについて考えてみました。
ほったらかし投資や米国株が本当にいいのか?
ある程度の知識のある人なら聞き飽きるくらいに多くの試算アドバイザーが推しているのが投資信託を利用した「ほったらかし投資」ですね。
それも米国株の投資信託を推していますね。
グラフ的にも右肩上がりですし、信頼度は高いですしね。
投資方法も手数料の安いインデックス型の投資信託をずっと毎月積み立てていくだけ。
あとは見なくてもいい。
リスクはゼロではないけど複利の法則でリターンが大きいと説明です。
とある金融機関のシミレーションを見ていると月々2万円の貯蓄を30年続けると、2000万円近くにもなる!!と紹介されています。
バフェット氏も日本株に注目!?
2023年4月末に投資の神様と呼ばれるバフェット氏が来日し、日本株への投資意欲を示したとか。
台湾と中国の有事リスクを考えると消去法で日本だという見方もあるそうですが、事実GW明けくらいから日本株が海外投資家から買われているようですね。
アメリカのこれからの市場の成長幅への期待より日本株が割安ということでしょうか?
それでも米国株もそう悪い状態とは思えない。
これは時折思うのですが今のアメリカ株を買い支えているのは意外にもイデコやNISAで積み立て投資をしている日本人なのかもしれませんね。
そういったわけで私ももちろん米国株の積立投資をしているわけですが、あえて来年から始まる新NISAは日本株でやろうと思います。
その理由は、「やっぱり結局は株主優待が好きなんです」
確かに将来のお金の運用という面から言えば、投資信託の方がパフォーマンスはいいですし、リスクも分散投資なので少ないと私も思います。
しかし、将来のことばかりでは少し寂しい。
配当金や株主優待も適宜もらって自分の「今」の暮らしもそれなりに充実させたい。
そういう思いも結構あります。
墓場までお金は持って行けませんしね。
そこで今回は2024年からスタートする話題沸騰の「新NISA」についてどんな制度なのかを今一度整理してみて、自分の資産運用にどう活用するかを改めて考えることにしました。
私の現行の投資スタンス
個別株はNISAし、投資信託はiDeCo(イデコ)を使う。
年を取ってもももちろん健康であれば働きたいと思ってはいますが、それでもガツガツ身を粉にして働く時代でもないのである程度したら定期的な不労所得を得たいと思うところ。
なので私は投資信託とは別に定期的に配当がもらえる個別株の取得へ興味のあります。
現行NISAは個別株に投資する一般NISAか積み立てをする積み立てNISAのどちらかを選ばなくてはならなく、私は遅まきながら一般NISAで個別株を始めています。
そして投資信託はiDeCo(イデコ)とNISAとは別で積み立てています。
投資信託は老後用と貯蓄の代わり
iDeCo(イデコ)は運用益が非課税になるだけでなく、掛け金は全額所得控除にもなるので所得税や住民税の負担を抑えることができ節税効果大。
なのでイデコはもちろんしており、こちらは老後資金用としてやっています。
そしてその他の投資信託の位置付けは利回りがいい貯金みたいなニュアンスで捉えています。
月に3,000円は証券会社で投資信託を購入しています。
貯金していても利率が悪いですし、欲しい物が出来たらそそくさと解約します。
貯めるばかりではなくしっかり必要な時に解約する。
投資信託って将来とか老後とか考えてしまうと結局解約できずに今の暮らしを我慢することになりかねません。
お金はたくさん貯まると嬉しいですが、楽しめないと意味がない。
お金を貯めることばかりに囚われない、賢いお金との付き合い方かなと思っています。
新NISAは私にはとても魅力的な制度にパワーアップ
新NISAによる改正点
2024年から新しい新NISAが始まると嬉しい改正がいくつかあります。
まず、新NISAは非課税保有期間が無期限になります。
期限切れを気にせず、そして配当がずっと非課税で受け取れるのはお得。
税金で20%も引かれていては例えば10,000円の配当なら8,000円になるわけですから嫌ですね。
それに今は一般NISAは買い付けから5年間と言う期限がついているので面倒です。
私は基本的に高配当株狙いで、株の値上がり益はあまり期待してません。
一度買ったらずっと持ち続ける戦略で行きたいと考えているので非課税保有期限が無制限になるのはとても嬉しい。
理想的には配当で生活を豊かにし、使う事がないときはまた別の個別株を買っていき、将来は配当額がどんどん増えていく、そんなサイクルにしたいと思っています。
それでももし、期待以上に株価が上がってこれは一度、売った方がいいなと思った場合はもちろん売ります。
なんとその場合新NISAでは非課税投資枠が復活するのです。(※ただし翌年以降)
これもすごくいいですね。今はまだ正直その新しい仕組みの良さを肌で感じるほど投資をたくさんしていませんが、将来どんどん個別株が増えてきた時、保有銘柄のリバランスをする場合に現行では非課税の恩恵を受けられるのは一度きりで使うと枠が小さくなっていくのが復活するのでリバランスも容易に考えられるのは嬉しい。
これも現状ではあまり実感を持てないですが、新NISAでは非課税投資枠が1800万円に増額されます。
また、今までは一般NISAか積み立てNISAどちらかを選択しなくてはいけなかったですが、こちらが新NISAでは積み立てと一般が併用できるようになります。
個別株の方は「成長投資枠」と呼ばれ、最大枠は1800万円のうち最大1200万円、年間枠としてはつみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円とのこと。
成長枠では日本株、海外株も投資できるそう。
なお、成長投資枠で投資信託やETFも買えるので、成長投資枠だからといって個別銘柄を買わなくてはいけないわけではないので投資信託派の方もメリットありですね。
新NISA開始後の新しい投資戦略
新しい新NISAが始まったら現状の投資運用をある程度一本化しようと思います。
iDeCoは節税効果も大きいので併用するとして、新NISAで投資信託も購入する。
これで今まで値上がり駅で課税されていた20%が非課税となりお得度が増える。
さらに個別株を新NISAへ全集中していく。
今は現行NISAでも特に問題ない投資金額だけど今後長く運用していくには投資枠も気になるところだったのですが新しい新NISAなら私の生涯的な投資枠でも問題なく運用できそうです。
という事で、今回は自分の投資スタイルについて改めて考えてみて、私は結局高配当と株主優待が好きで投資するならそこは軸だなと思いました。
みなさんそれぞれにお金の運用方法があると思いますが、ヒント、参考になれば幸いです。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。