ここ最近でここまで推したいと思った本はない。
本屋で購入して、家に帰って、ちょっとだけ読むかとページをめくり読み始めるや、300ページをソバを啜るようにスルスルと読んでしまった。
読んでいる途中に何度か笑ってしまった自分がいた。
本を読みながら笑いが自然と込み上げてきた経験なんて久しぶり、その姿を家族に見られたのが恥ずかしかった。
その本がサンクチュアリ出版から発行されている「自分とか、ないから。」。
著者はしんめいPって男性。
こんにちは、セカンドキャリアプランナーのコーチャです。
今回は私が感動?感激した哲学書とは思えないほど読みやすい本を紹介する雑記です。
しんめいPなんて知らんけど。
コーチだったり、コーチング界隈にいると必ずと言っていいほど潜在意識が気になり始める。そして脳科学やNLPなど本を読みあさっていくうちにやがてスピリチュアルな領域に関心を持つようになる。
そこで多くがふと立ち止まる。
それは「スピリチュアルかぁ」というソワソワした感覚。
これあるあるですよね。
わざわざ説明するまでもないと思いますが、スピリチュアルを簡単に言うと、「目に見えないものや精神的なものに価値を見出す考え方」。
この目に見えない精神的なものに警戒感が拭いされない自分がいることに気づく。
私は決してスピリチュアルを信じていないわけではない。
むしろ信じている方。
例えば、
- 宗教的なもの(神や魂の存在を信じる)
- 自己探求(自分の内面を深く見つめる)
- 宇宙やエネルギー(引き寄せの法則、波動など)
みたいなものに対して興味も関心もある。
しかし一方でコーチとして活動をする身として、理論的なアプローチでクライアントに軸足を置くべきではないかと言った固定観念もある。
そんなこんなでいつもこの領域は私にとってゲストでしかない。
しかし、一方、潜在意識の学びを深めれば深めるほど、祖先は科学的ではなく哲学的に脳の仕組みや「思考」について考え尽くしていたはずと言った思いもある。
それがまさに「教え」となって現在に至るとなると、コーチとして脳科学的に学びを深めると同時に宗教的思想についても知識を得る必要はあるなぁとも漠然と思っていた。
しかし哲学書なんてガチに読んでも理解できるとは到底思えないし、何から学ぶのが順番なのかもわからない。
そんな状態でいた。
そんな思考のアンテナがきっと立っていた。
ある日、本屋でふと目に留まった本がこれ!!
「自分とか、ないから。」教養としての東洋哲学・・・
そこにはブッタ、老子、親鸞、達磨、など名だたる者たちの名前。
それを書いたのは・・・しんめいP!!
しんめいP??
知らんけど。
東大卒。
頭いい人なんだろうな。
知らんけど。
大阪出身かぁ。親近感ある。
パラパラとページをめくってみる。
なんだか眠くなるイメージの文字の並びではない。
なんか「買え」って言っている気がする。
まさに引き寄せ感。
買った。
そして読んだらやばかった!!(あえて言語化を抽象度上げとく)
内容については書かないけど、自分が知りたいと思っていた東洋哲学をめちゃめちゃ面白く理解させてくれた。
感謝!!
自分にとってこれで生き方が変わるとかは正直ないと思うけど、感謝。
私は別に凹んでないからだけど、もしかしたら人生が楽になる人もいるかも??
知らんけど。
でも「思考」への学びがめちゃ深まった。
あまりに感動したのでその日のうちに3名に紹介した。
インフルエンサーではないが、(もしかしたらニッチインフルエンサーかも)その日のうちに買いましたと3人からLINEが来た。
これでしんめいPなんて知らんけど、彼には売り上げ貢献できたからお礼はできた??
そして作家のしんめいPさんにお願いしたいこと。
きっともう書いていることだろうけど「西洋哲学」についての続編を楽しみにしている。
今回の本を書くのに3年以上かかったらしいけど、そんなに待てないからね。
なんなら彼が希望するなら執筆が進むように私のコーチングをプレゼントするから。
私のGCS認定コーチバナーをクリックしてメールして。
それはともかく、
この本は潜在意識に興味のある人やスピリチュアルが気になる人にぜひお勧めしたい。
ハリーポッターで言うところの「例のあの人」みたいにスピリチュアルを感じている人にも薦めたい。
ダンブルドア校長も言っていた。
「ハリー、ヴォルデモートと呼びなさい。ものには必ず適切な名前を使いなさい。名前を恐れていると、そのもの自身に対する恐れも大きくなる」
スピリチュアルもわからないから疑わしさが増すのではないかと思う。
このしんめいPの「自分とか、ないから。」はそういった救いにもなるかもしれない。
楽しい本をありがとう。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。
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