今週のお題「絵本」に合わせて、谷川俊太郎さんについて書いてみたいと思う。
私が子供だった頃、国語の教科書で学んだのが「スイミー」。
このお話は確か、文化祭の時にクラスみんなで演じた。
「ぼくが、めになろう。」
みんなあかいのに、一ぴきだけはからすがいよりもまっくろ、名前はスイミー。
子供の時は英雄となるスイミーに心躍らせ、何度も音読していくうちにセリフを覚えた。
確か、同時期、スイミーという名前で鯉の餌としてCMで流れていたような・・・
そんな遠い昔の記憶ではあるが、今でもふと思いだす。
子供の頃に学んだ事は不思議と忘れないものですね。
このお話は谷川俊太郎が書いたお話だと思っていた。
後にそれはレオ=レオニという絵本作家のお話を谷川俊太郎氏が訳したものであったことを知った。
大人になって子供にも買って、子供が大きくなった今でも捨てずにある絵本。
ぜひ自分の子供にも、そしてその子供にも読んでほしいと思う1冊
次に、最初の子供が生まれた時に、私が父親として子供に初めて買った本が「もこもこもこ」。
しーん。
もこ、もこもこ、にょき・・・
子供が物心がつきはじめた頃、
いろんなことに興味津々な子どもへ何度も何度も読んだ。
口調を変えたり、大きな声で、小さな声で、
なんどもなんども読んだ。
これも大切な思い出の絵本として捨てずに、あげずに持っている。
お父さん、ぜひ一緒に読んであげてほしい。
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そして、次もレオ=レオニ作、谷川俊太郎訳の絵本、「フレデリック」
これは可愛くて、主人公のフレデリックのぬいぐるみまで持っていた。
ぬいぐるみは子供が大きくなってもしばらく家に飾ってあったが、親戚の子供にいつだったかあげた。
でも絵本はうちにまだある。
命があるものはいつか尽きるのは仕方のないことではあるが、
谷川俊太郎さんが亡くなられたのは非常に残念である。
それでもずっと、ずっと大好きな彼の絵本、詩は読み続けられるだろう。
自分の人生にとってどれだけの価値があったかを明確に伝えることはできないけれど、
自分にとってもそして私の子供にとっても大事な感性の一部になっていることは間違いないと感じている。
ありがとうございました。
他にもたくさんの素敵な絵本はあるけれど、谷川俊太郎さんの絵本は大好きです。
そこから影響を受けて読んだ詩も大好きです。
とうわけで、僕の好きだった絵本はこの3つ。
「そう いう わけさ。」