コーチングスクールの選び方について、今回の4話目はいよいよコーチングスクールに通うことに。
さて、スクールではどんなことを学ぶのか、そしてどんな体験が待っているのか。
4話目はGCSこと銀座コーチングスクールの国際資格取得コースを受講すると、どんなことを学ぶのか、コーチングスクールについて私視点での感想などをお伝えします。
コーチングを学んでみたいと迷われている方の情報や何かヒントになれば幸いです。
コーチングスクールでまずはじめに学ぶこと。
以下は私が通ったGCSこと銀座コーチングスクールの内容です。
他のスクールのカリキュラムは同じではないと思いますのでそこは参考として活用頂ければいいなと思います。
いよいよコーチングを学ぶことになった私。
就労中でもあるので私は確実に時間が確保できる、土日の昼のオンラインコースを選択しました。
GCSでは平日夜間コースもありますので夜の帰宅時間がはっきりしている方なら平日でも学べます。また主要都市なら対面教室もあるのでオンラインよりは対面がいいなという方はそちらも選べます。ただし併用とか混合はないようです。
なお、基本的にコースのスケジュールは決まっています。
どうしても都合の悪いスケジュールは前もって伝えれば変更対応は結構柔軟に対応して頂けたのでそこは大変助かりました。
1日の授業は5時間みっちりです。
銀座コーチングスクールの場合、コースはAからDの4つに分かれてます。
1コース10時間プラス、セッション練習30分1回という構成です。
2回で1コース終了する形になります。
ちなみに国際コーチ取得コースはコース名がJ・Kとなっていますが、中身はJがA・Bコース、KがC・Dコースとなっているので一括分料金がお得という点はありますが、学ぶ内容はほぼ同じテキストで学びます。
私の場合はほぼマンツーマンの授業でした。
これはたまたまらしく、基本的には複数名が同時に講座を受ける仕組みだそうです。
授業で座学とワークの時間があり、ワークの時間は生徒同士で演習もします。
私の場合はマンツーマンでしたのでそこもコーチが対応してくれました。
マンツーマンは自分に授業の時間をフルに使って頂けるのでコスパがいいなと嬉しかったですが、デメリットというかそういった点から言えば、他の生徒との交流や自分のレベル感を客観視することはできないです。
ただ先生がもちろんコーチなので基本は褒めてくれるので楽しく持ち上げられながら進みますのでモチベーションは落ちません。
どのようなことを学ぶのか
コースについてのですがざっくりした内容について触れますと、
Aコースは基本スキル:コーチングの基本や傾聴などを学びます。
Bコースはストラクチャー:コーチングの型を学びます。ベースはGROWモデルです。
Cコースは応用編:基本のストラクチャーをベースに応用力を学びます
Dコースは実践編:プロコーチとしてやっていくための準備などを学びます。
なお、Bだけとか、Cからはダイレクトで受けられないようです。
ただし過去に終了したコースがある場合は続きから受講できるようですが、有効期限がいつまでかはわかりません。
1、基本コースはコーチングの基礎から
基礎コースは「コーチングを学びたい!!」と思って始めた方にはきっともどかしいコースかもしれません。
コーチングとは何か、コーチングの仕組み、コーチングの効果などコーチングの基礎と、承認、傾聴、質問、フィードバックというコーチングの基礎を学びます。
これは基礎というくらいなので大事です。他のコースでも何度か振り返ります。
スキルや技術だけではコーチングはうまくいきません。カウンセリングでも、キャリアコンサルティングでもそうですが、まずは自分自身をしっかりと理解し、自分自身が整っていなければなりません。そして相手を信じる気持ちが大事です。
基礎コースでの印象的な言葉は「すべてはクライアントの中にある」です。
コーチはアドバイザーでも、指導者でもなく伴走者であるということなど、今後コーチとなっていく上で軸となる思考を身につけることができます。
2、基本コースだけではコーチングはできないけど・・・
キャリコンとカウンセリングの資格を持っている私はコーチングは質問技法さえ新たに学べばやれると思っていました。
GROWモデルなどコーチングに関する書籍も何冊か読んで理解していると思っていたので基礎コースはそういった意味でも私にとっては新しい発見はないと基礎コースを学んだ時は感じていたのが正直な印象です。
しかし、面白いもので全てのコースを学び終えた後は何度かこの基礎コースのテキストを読み直しています。
やはり、基礎がしっかりしていないと建物を建てても段々と歪みが出てヒビが入るように、美しくなくなります。
積み重ねられた実績の中からまとめ上げられた基礎コースはとても大事ですし、欠かすことはできないコースです。
コーチに興味はなくても、上司となり部下との対話や、会社内でコミュニケーションを上げたい方などAコースを受講するだけでも価値はあると思います。
それでは今回はこの辺で。
次回もコーチングスクールでの学びについてお伝えしたいと思います。