自分の強みや才能ってなんだろう?
生きているとそんなことに悩むことは1度はあるのではないかと思います。
私もセカンドキャリアに向けて色々悩む年頃になってきました。
本気で次の自分の人生について考えようと思い、まずは自己理解と今までの自分のキャリアを棚卸しすべく、ギャロップ社のフリクトンストレングスファインダーを受けてみました。
今日は私のその結果を交えながらストレングスファインダーとは何か、そして自己理解の有効な活用について書きたいと思います。
いつも何度でも人はキャリアについて悩むもの
自分の本当のやりたいこと、したいことってなんだろう?
自分はどんな生き方をしたいのか?
自分がもっと輝ける強みは他にあって、それがまだうまく今の生き方、働き方とリンクしていない気がする。
今が楽しくない、今の自分な何か本当の自分でない気がする。
キャリアコンサルタントの資格を持っていると、色んな人のキャリア(人生)とかかわる機会があります。
そう、生きていると、必ずといっていいほど人は自分のキャリアについて悩むことがあると思います。
悩むことは決して弱いことや逃げではない。
むしろすべからくキャリアについて考える時間を持つべきだと私は考えます。
そんな私自身も人間であり、自分のキャリアについて同じくして悩んでいます。
私の現在の悩みは新しい自分の生き方へキャリアシフトさせたいという悩みです。
セカンドキャリアへの準備
私の場合の今のキャリアの悩みはセカンドキャリア、第2の人生についてです。
年齢的にもまもなく人生も後半に入ります。
今までは生きていく上で、家族を幸せにする上で、できるだけ多くの収入を得ることが働く上での上位項目にありました。
家を買い、乗りたい車を買い、余暇を楽しみ、子供を大学に行かせて、たまに贅沢をする。
そのための理想の収入を得ることが私の人生ビジョンでした。
まだ少し先ではありますが、目処が立ちました。
そこでゴールを再設定する必要があるなと思い始めました。
そうしないとこのまま放っておくと、自分の人生に目標を見失う怖さがあると感じたためです。
自分の才能は何なのか?
私の仕事は技術者ではありません。
今の仕事先では幸い管理者として働かせてもらっていますが、会社を退職し、役職の冠を取ったら何が残るのか、そういった怖さはあります。
もっと自分の強さ、武器を知り、その刃を研ぎ、どこでも通用する強みが欲しい。
今の収入を失っても充実した仕事だと納得感のある働き方がしたい。
そう思って少し前から気になっていた「ギャロップ社のストレングスファインダー」という才能診断を受けてみました。
クリフトンストレングスのストレングスファインダー
クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)は、アメリカのギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツールです。
Webサイト上で約200問の質問に答えることで、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。
ストレングスファインダーにおける「才能」は次のように定義されています。
『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』
すなわち、自分の思考、感情、行動の「特徴」そのものが「才能=強みの元」だと言うのです。
コーチングを勉強している私にとってこの定義はしっくりハマったのもこのツールを使おうと思ったきっかけです。
ストレングスファインダーでは才能を34の資質(似たような才能の集まり)に分類しています。
そして、その34資質のうち、最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つを診断結果として出します。
もちろん、34資質すべての順位を知ることもできます。
ちなみにストレングスファインダー診断には複数の料金タイプがあります。上位5資質が分かる簡易的なプラン、34資質全ての順位が分かる完全プランです。
ストレングスファインダーの書籍を購入すればアクセスコードがついて上位5資質まで1回のみ簡易版診断を受けることができます。
興味があるけど料金が気になる方は書籍を購入するのがいいと思います。
(私はいきなり全資質34項目の資質を知れる方をダイレクトに申し込みました)
ストレングスファインダーが価値があると私が感じた点は資質には二面性があり、無意識に使っていても十分に活かせて「強み」となっている場合と、時と場合と相手によってはむしろ「弱み」となってしまっている場合もあるという点を言語化してくれていることです。
私はこの診断をして上位資質の説明を読んで自分の強みを改めて言語化してもらい自信を持ったこと、また気づいていない資質のワクワクしていること、そして資質が弱みになっている点にいい意味で衝撃を受けたこと、目からうろこです。
あまりにハマったので思わず熱く語りすぎてそれを聞いた同僚3名が翌日全員それを申し込んでおり、セールスの素質あるのか??と思ったくらいです。
それくらい他者から見ても私が見せたストレングスファインダーが示した私の資質とその内容に納得感があったのだと思います。
ちなみのこれが私の診断結果(表紙)です。
診断結果にはそれぞれの資質について詳細に説明レポートがあります。
自分の迷いの根っこが見えた
ストレングスファインダーをして資質レポートを読んで、エグいくらいに色んなことに気付かされたのですが、例えばその中の3番目の資質の自我のレポート、
「あなたはとても意義のある人間として他人の目に映りたい、もっと言えば承認されたい、突出したい、知られたい、評価されたい、プロフェッショナルとして尊敬を受けたいと感じている」(中略)
を読んだ時、心をえぐられました。
恥ずかしくて言いたくないけどそうだからです。
だからセカンドキャリアについても悩む。
このまま時を過ごしても近い将来、意義のある人間として評価されるのか、プロフェッショナルと尊敬される存在になれない怖さ。
かといって新しく踏み出すことで周りからの今までの評価、ポジションを失うことの怖さに挟み込まれてどうすればいいか迷っている。
だからこそ今自分は「強み」を認識してそれを高めたいと思っているのだということが自分の本音だということに気付かされました。
資質は意識して使えるようになると、「弱み」として見えている場面を少なくし、「強み」の部分を強化することができるそうです。
そして、すべての人がその人なりの才能を発揮しながら、人生をより輝けるものにすることができるというのがストレングスファインダーの価値です。
それを信じて、私は自分のスーパーバイズを受けている師匠と同じキャリコンの同僚に私のレポートを送ってこれからフィードバックを受けます。
本日は私が最近やってみたストレングスファインダーについてでした。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。
そしてこれは私の資質の上位でもありますが、私はとても意義のある人間として他人の目に映りたい、承認されたい、知られたいのです。