三連休最終日は台風が来るとの予報もあり、読書に没頭した1日。
今回読んだのは池井戸潤さんの新作、「ハヤブサ消防団」です。この本は今まで読んだ小説よりも違ったワクワクとドキドキが私にはありました。
その理由は後ほど改めて書きますが、何より面白くてゆっくり堪能して読むはずが、もう読み切ってしまいました。
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池井戸潤さんといえば「半沢直樹」や「下町ロケット」、「七つの会議」、「ノーサイドゲーム」、アキラとあきら」・・・まだまだたくさんの作品がドラマや映画化されており知らない人はいないのではないかというくらい有名な作家さんです。
私も大好きで小説からドラマ、映画までたくさんの作品を見てきました。
そんな池井戸さんの新作だからもちろん読む訳ですが、書店で並んでいる時にパラパラと最初の数ページを流し読みしてびっくり!!
舞台が目にありありと
今回の舞台がなんと池井戸潤さんの故郷がモデルになっている。
そして私にも縁があり、そのモデルとなっている町や「ハヤブサ」地区には友人がおり、過去に数回バーベキューに誘われて行ったことが何度もある場所。
本当にびっくりするくらい山奥なのに突然集落が開けて、不思議な場所だなという印象の地区です。
もちろん、地域の名前は変えられているものの、繰り広げられる「ハヤブサ」地区の情景や周辺の街並みはありありとわかるほど。なんなら年代は違えど消防団に入っている知り合いがいるのでその友人が重なって登場しそうなくらい。
読んでいて、「きっとあそこのこと」「これ食べた」「あのあたりかな」「この街のことだ!!」と出てくる街の名前を実際の町や地区の名前と読み替えてしまうほど。
今までは読んだあと、聖地巡礼ではないですが、舞台となった場所に行って、感動するってことはよくありますが、こんなふうに小説を読んだのは初めてです。
とても不思議な感じ。
自分が知っている場所が舞台になるってこんな感じなんですね。
なんだか応援したくなりました。
もちろんミステリーなので小説の中の出来事なんだろうけど、方言も場所も親近感がありすぎて本当にあったこと?と思えてしまうくらいでしたよ。
ネタバレするとまずいので小説の内容にはふれませんが、すごく楽しく読ませて頂きました。
ドラマ化されたら面白い
この小説もぜひドラマ化してほしい。すごく田舎だけど、意外に名古屋から1時間半くらいなので実際にあの地区と町でぜんぶ撮影して欲しいと願うけどそれは難しそうかな。それでも本当に過疎化が進んだ地区なので、ドラマ化や映画化されて有名になってくれると嬉しいな。
3連休はそんなこんなで少し1人ワクワクドキドキした読書となりました。
地元の人が読んだらもっと嬉しいでしょうね。それとも少し恥ずかしい気持ちになるのかな?今度友人に会って読んでいたら聞いてみようと思います。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。