会社においてコミュニケーションに悩んでいる人はかなり多いのではないでしょうか。
そんな社会人の皆様で漫画「キングダム」が大好きだという方にはぜひ一度読んでもらいたいなと思う書籍のご紹介です。
その名も「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力です。
「キングダム」好きの方が頷きながら学べるコミュ力
「コーチになる」そう思ってから不思議なくらいコーチングに関わる情報が引き寄せされる日々。先週も習慣にしている本屋ぶらぶらをしていたら、ふと目にとまった本があります。それが今回紹介したい「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力です。
著者の馬場啓介氏はコーチングスクールを経営されている方です。
現在も現役でコーチをされ、コミュニケーション力の大切さをコーチングを通じて伝えられています。
そしてそんな著者の馬場氏が書籍でタイアップされているのが「キングダム」です。
キングダムは史実を基にした始皇帝の時代が描かれる漫画です。
映画化もされているので名前を知る方も多いのではないでしょうか。
私も名前は知っていましたがすでに40巻近くも発売されており、また普段から漫画を今まで読まない生活であったので半年前までは読んだことはありませんでした。
しかし、ステイホームと5月に映画がテレビ放送されたのをきっかけに続きが知りたくなり買い始め、すっかりハマった漫画です。
そして今は全巻を所有するまでのファンとなっています。
「キングダム」は多くの魅力的なキャラだけでなく、戦術や登場人物が背負う人生観や生き方にも惹かれます。
とにかく主人公の国「秦」の武将をはじめ他国の様々な武将が素敵なんです。
信念も思考も深い。
そんな漫画「キングダム」をコミュニケーション力の最良の教科書として取り扱われているかと言うと、著者曰く、「究極の視点」を登場人物の多くが共有されていること、そしてその「究極の視点」こそがコミュニケーション力を高めるうえで最も大切なことだからです。
著者が考えるコミュニケーション力を高める力には六段階のレベルがあり、自分を客観的に観る能力「自己認識力」が高まるにつれ、「視点の数」が増え、圧倒的なパフォーマンスを発揮できる人物になるとのこと。
さらに視点が増えることで「キングダム」の様々な登場人物が皆備えている「究極の視点」が得られると書かれています。
それをどう身につけるか、ビジネスや日常生活の人間関係にどう活かすかを「キングダム」の登場人物の漫画の様々な場面をクローズアップして説明してくれています。
キングダムファンなら腹落ちすることが多く、また思わずまた漫画を読み返したくなることばかりです。
正直、キングダムを読まれたことのない方にはピンとこない感覚があると思いますが、ファンの方なら自分の視点や解釈、気づかなかった点も見えてくるので読み始めたら止まらないと思います。
コーチングを学んでいる私は久々に興奮しながら一気読みしてしまいました。
そして「キングダム」を薦めて読んだことのあるクライアントに思わずプレゼントして自分用に買いなおしたくらいの書籍です。
これを読んで改めてキングダムについて語るとまた面白いとも思います。
ぜひ、キングダム好きの社会人の方には手にとって読んでもらいたいなと思う1冊です。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。