ローソンがウーバーイーツを導入するなど話題になっていますね。なんとなくこの「ウーバー」って言葉最近よく耳にすると感じていませんか。
そもそも「ウーバー」ってなんなの?そして「ウーバーなんとか」が私たちの生活をどう関わってくるのか。日本には定着するのかをまとめてみました。
ウーバーってそもそもなに?
Uberとはアメリカの会社が運営する配車アプリのことです。
配車アプリ??
特徴としてはタクシーだけでなく、一般の人がこのUber(ウーバー)に登録しておくと一般の人が空き時間を使って自家用車でタクシーとして副業(本業の方もいる)できる仕組み。
例えますと、A地点からB地点まで移動したいなと思う人がいます。
ウーバーアプリを利用して配車します。
すると近くにいるタクシーや一般に登録した人にその情報が配信されます。
そしてタクシーかウーバーに登録した一般の人で同じ方向へ行く方などがその人の元へタクシーとして現れる。
無事に届けるとアプリを通じて料金が利用者から徴収され、届けた人へ渡されるという仕組み。
なんとアメリカでは自社のタクシーを持たないにも関わらずこのアプリの仕組みでもっとも大きなタクシー会社となりました。
現状の日本ではなんとなく「えー!!」と驚くような方が多いかもしれませんが、今はそのような時代へとなっています。
じゃぁ、日本にもウーバーがやってきてそんな日が来るの?と思いませんか?
すでに日本にも2013年にやってきています。
じゃぁもうそうなっているの?
日本では規制が強く、そのような配送サービスは違法「白タク行為に当たる」とされ、サービス化されないままです。
日本の文化は良いも悪いも鎖国の国。「既得権益」の強い国ですから、業界団体の反対もあり、なかなか新しいビジネスは参入が厳しい状況もあるようです。
それに日本人の感覚からもプロでもない一般の人がサービスをするってなんだか問題がたくさん起きそうなんだけど大丈夫なのかな?「言いがかり」や「脅し」その他犯罪など安全に対して心配と考えてしまいます。
そんなこんなでUber(ウーバー)の配車アプリが現在日本ではまだ活躍しておりませんが、ウーバーはその仕組みを生かして他の事業展開しています。
その一つがUberEats(ウーバーイーツ)です。
UberEats(ウーバーイーツ)ってなに?
基本的なアプリのシステムは同じです。人がダメなら物でどうってことです。
都会ではバイク便や自転車でちょっとした書類を迅速に届けてくださるサービスがすでにありますよね。
それをお料理でもやっちゃおうってサービスです。
それってデリバリーシステムと何が違うの?
ここがやはりUberの仕組みの強さですよね。デリバリーのシステムを自社で持たなくてもUberEats(ウーバーイーツ)に登録すればお店側もデリバリー対応ができちゃうということです。
そして運んでくれるのは登録した人達。だから手数料だけで自社のデリバリーシステムを構築しなくてもいい。ガストやマクドナルド、セブンイレブンなどは力のある会社は自社ですでにデリバリーを一つの強みとして地域での制約はあれど始めていました。
ウーバーイーツが広がれば出前の裾野がもっと広がる。
まだまだ都市を中心としたサービス展開ですが、いずれ地方にも広がれば、高齢者や育児中の主婦などなかなか家を出るのが難しい方も、自宅にいながら近くの食べたいお店のお料理を食べられるかもしれませんね。
お店にも利用する側にも広がりのある仕組みです。
そんな仕組みにローソンも提携したよというのがここ最近のお話です。
仕組みについてもっと詳しく知りたい方はウーバーイーツ公式https://www.ubereats.com/ja-JP/
をご覧ください。
今、時代は「シェアリング」
今世の中はすでに所有の時代からシェアリングの時代へと変わっています。
民泊もそうですし、ルームシェアもそう。カーシェアリングもどんどん広がっています。ウーバーの仕組みもデリバリーや配車をみんなでやろうよっていう点でその一つです。
日本は他人に自分の部屋を使われるなんて嫌だ。銭湯という文化はあれど、他の人へ自分の領域へ入ってくることに抵抗感がある文化がまだまだあると思います。
これは過去の歴史から所有と縄張り文化が形成されているからとも言われています。
それでも現代の人達はグローバル化し、その国民性も薄れ、所有の欲求も時代とともに薄れていると言われています。
これからは所有しない「サブスクリプション」、そして「シェア」の時代となっていくようです。
まとめ
今回はウーバーイーツについて取り上げてみました。
時代はすでに所有からシェアへそしてそれは使いたいときに使いたい分だけのサブスクリプションへと繋がります。必要な物を安心してシェアできる環境が整えばもっと世界は豊かになりそうですね。そして私たちの生活でも この感覚をうまく取り入れることができれば、「シンプルライフ」を上手に実現できそうです。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。